オリジナル万年筆タウト
筆記時にキャップを後ろに付けても付けなくてもバランスが良いよう設計しました。
金属パーツを使わないことで軽量化し、木そのものを楽しんでいただけます。
ショッピングカートよりご購入頂けます。
1. 素材:ココボロ
ココボロは濃いオレンジ色から飴色、濃褐色へと変わるエイジングが楽しめる木です。
<ココボロのエイジングについて>
切ったばかりの材は明るい黄色やオレンジがかった赤色です。
年を経ると共に酸化し、黒い縞を伴った深い茶褐色となってゆきます。
昔から楽器や、杖、宝石箱などに使われて来ました。
ココボロは密で重く、美しいという特徴を持っていますが、大変高価です。
素材の持つ高級感を生かした万年筆です。
木材の詳細の説明は下記のリンク先をご覧ください。
・ココボロ
タウトという名前について…ブルーノ タウト(Bruno Taut)から
ブルーノ タウト(Bruno Taut)は1880年ドイツに生まれた建築家です。
政治的理由によりナチス政権に迫害され1935年に日本に亡命二年三か月にわたり高崎に滞在し群馬県工業試験所高崎分場に着任しました。その間、竹、和紙、漆などの日本の伝統的素材をいかしたモダンな作品を発表しています。日本文化を深く愛し桂離宮や伊勢神宮の美しさを世界に発信しました。
タウトが滞在した少林山達磨寺には「 Ich liebe die Japanische kultur.(我日本文化を愛す)」 の石碑が残されています。
偉大なタウトの名を冠することは甚だ恐れ多いことですがタウトの名を汚さぬような素晴らしい万年筆を作っていくという決意を込めてあえて命名した次第です。
2. 形状
シンプルなストレートラインの軸で、素材の良さを引き立てています。
素材の良さを生かしながら、ラインを楽しんで頂けるようこだわって、一点一点仕上げています。
【サイズ・重さ】
全長: 約137mm
キャップ長さ: 約60mm
胴軸長さ(ペン先を含む): 約127mm
最大軸径:約15mm
重さ: 約28g