StyloArtオリジナル万年筆シラネ
シラネはアガツマと同様にキャップと軸に段差はなくオリジナルネジでキャップをしめるので杢目を合わせやすくなりました。
*ご覧になっているモニターにより商品の色が多少違って見えます。予めご了承下さい。
*注文制作ですがカートよりご注文頂けます。
削ったばかりのマイカルタ。しっとりとしたような質感が手になじんで滑りにくくしています。どのようにエイジングが進むのか楽しみです。
1. 素材:マイカルタ
マイカルタ(Micarta )とは
マイカルタとはアメリカ・ウエスチングハウス社の登録商標で、キャンバス(綿布)、リネン(麻布)とフェノール樹脂を高圧・高温で固めた、ユニークな素材です。
絶縁・耐熱に優れ、衝撃にも強く、湿度温度に対しての伸縮膨張がないのでハイテク産業の基礎素材として広く使われています。
例えば、化学プラントの歯車や電機産業の絶縁体等に使用されています。 近代ナイフの育ての親、R.Wラブレス氏が、ナイフのハンドル材として使用したことで注目を浴びていますが、文房具の素材として使うのは稀です。
作業は非常に困難です。恐ろしく硬いために、研削性・作業性が悪く、刃物がすぐに鈍ってしまいます。
木の素材の10倍ほどの手がかかるといっても過言ではありません。
但し削っては、刃物を研ぎ、水で冷やし…と繰り返し、丁寧に仕上げたマイカルタは、他にはない魅力を持っています。
モアレマイカルタ
モアレマイカルタは、素材の内部に織り込まれた生地の重なり合いで複雑な縞模様、木目のような模様が現れています。
マイカルタらしい質感はそのままに、美しい縞模様が大変魅力的です。
2. 形状
シンプルなストレートラインの軸で、素材の良さを引き立てています。
素材の良さを生かしながら、ラインを楽しんで頂けるようこだわって、仕上げています。
尻軸を少し絞ったデザインになっています。
3. インク吸入方式
コンバーター・カートリッジ両用式
*コンバーター*
インク瓶からインクを吸い上げる器具のことです。
このコンバーターを万年筆に装着し、ペン先をしっかりインク瓶に浸しインクを吸い上げて、コンバータ内部をインクで満たして使います。
*カートリッジ*
カートリッジインクを差しこんで使用します。
4.ペン先について
*日本製金ペン先:14K Pi 15号または18Kバイカラー
*字幅を備考欄にご記入下さい。
*注文制作の場合はご注文頂いてから2ヶ月位かかる場合がございます。
*ペン先の調整をしてからのお届けになります。
*ご購入前に「
木製品について」をご確認ください。